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  • B型就労アセスメントで「自分らしい働き方」を発見する方法

    2025年8月26日

    今日は先日5日間で行ったB型就労アセスメントに関して説明したいと思います。

    ◆就労継続支援B型と就労アセスメントって何?

    就労継続支援B型とは 就労継続支援B型は、一般企業での就労が困難な方に、働く場を提供しながら、知識や能力の向上に必要な訓練を行う福祉サービスです。雇用契約を結ばず、利用者さんのペースで働くことができ、工賃(作業報酬)が支払われます。

    ◆なぜアセスメントが必要なの?

    特別支援学校の卒業生など、就労経験がない方がB型事業所を利用する場合、その方の能力や適性を客観的に評価する「就労アセスメント」が必要となります。これは、ご本人に最も適した支援を提供するための大切なプロセスです。

    ◆実際のアセスメントはどんなことをするの?

    当事業所で実施した5日間のアセスメントの流れをご紹介します。

    初日:担当者会議と初回評価 まず、ご本人、ご家族、相談支援専門員を交えた担当者会議を行います。その後、基本的な作業能力を確認し、午後はグループワークに参加していただき、対人関係やコミュニケーション能力を観察しました。

    2~3日目:様々な作業体験 事務作業:データ入力、計算作業 軽作業:シール貼り、袋詰め、検品作業 認知課題:パズル、問題解決課題 グループ活動:ゲーム、発声練習などのレクリエーション

    4~5日目:実際の事業所での体験 協力事業所で実際の作業を体験していただき、現場での適応力を評価しました。

    ◆アセスメントで見ているポイント

    1. 作業能力 作業の理解力・正確性 集中力の持続時間 作業スピード 例えば、ある参加者さんは「簡単な作業なら4時間は続けられる」と自己評価され、実際に100個の袋詰め作業を休憩なしで完成させました。

    2. コミュニケーション能力 職員への報告・相談 他の利用者との交流 疲れた時に休憩を申し出られるか 「自分から話しかけるのは苦手だけど、声をかけてもらえると話せる」という方も多く、その特性を理解することが重要です。

    3. 日常生活能力 時間を守れるか 体調管理ができるか 公共交通機関を利用できるか アセスメント結果の活用 5日間のアセスメント終了後、詳細な評価報告書を作成します。

    この報告書には: 得意な作業、苦手な作業 適切な作業時間・日数 必要な配慮事項 今後の支援方針 などが記載され、B型事業所での支援計画作成に活用されます。 実際の事例では、「週2日、1日2時間から始めたい」という希望が出され、無理のないペースでスタートすることになりました。

    就労継続支援B型でいろんなことを学び数年後には次のステージに進んでいただきたいですね。今年の10月から就労選択支援サービスが開始される予定なので良いタイミングだったかもしれません。