-
寒い冬に『山越えうどん』で温かい釜玉うどんを!
2024年12月2日あれだけ暑かった夏が早いもので冷風吹きすさぶ厳しい冬の季節になってきましたね。とは言っても極寒の状態は朝晩だけで、所によっては日中はまだまだ20℃近くもあるようです。朝に出るときに完全防備の状態でいても、昼になると照りつける日射しにより汗ばむ状態になるので、重ね着をしたことを後悔します。そうであっても、こんな季節には何か温かいものを食べたくなりますね。
そんな寒い寒い土曜日の朝のできごと。ふと温かいうどんが食べたくなりまして、温かいうどんといえば!温かいかけうどんもいいですが、そこは釜揚げの…しかも、釜玉うどんなんか食べてみたいなあ!…そんな思いが湧いてきました。釜玉うどんといえば、香川県内では様々なうどん店がしのぎを削っておりますが、でもここは『釜玉うどん発祥のお店』であります、『山越えうどん』に足を運ぼうと思いました。とは言いましても、筆者は高松市の在住、山越えうどん店は綾川町の山奥にあります。Google MAP で調べてみると、車で自宅からは40~50分ほどかかります。ことでんを使っても琴平線の綾川駅から3km(約40分)歩かないといけません。う~む。どうしたものか…。でも、一度そうだと思ったら実行しないといけないタチでありまして。こうなったら車を走らせて国道11号線から途中で左に折れ、国道32号線をひた走り、イオンモール綾川が見えたらそこを左折してしばらくすると『山越えうどん』に到着。
山越えうどんは午前9時に開店しますが、釜玉うどん発祥の地であるということもあり、また大変な人気店であることもあり、開店と同時にどっとお客さんが押し寄せてくるほどなので、現地に到着しましたのは午前8時半ごろだったわけです。車を降りてお店に向かうと…
こ~んな感じで人が並んでいました。その日は高松市内でも極寒の真冬の装いであったのですが、山奥の山越えうどんの辺りはさらに寒く感じた様子でした。そんな寒い中大勢のお客さんが並んでいて、みなさん「寒いね」と言いながらたたずんでいました。しかしそうは言いましてもうどん店です。うどん店は回転が速いのでどんどんと注文を受けてはお店に入っていくので、そんなに並んだという感じはしませんでした(現に20分ぐらい並んだような気がしました)。
山越えうどんのメニューはこんな感じです。
多くの人(ほとんどの人)が釜玉うどんを注文するのですが、中には釜玉うどんに山芋が入っている「かまたまやま」を注文した人もいらっしゃったり、筆者は2玉を注文しようと(昔は3玉なんて平気だったのですがね…)考えていたのですが、周りのお客さんの注文を聞いていたら「かまたまやま 4玉」などと注文しているという猛者もいらっしゃったり。
今回は筆者1人で言ったのではなく、連れ添った人と行ったのですが、その人が言うには「2玉注文するの?それだったらせっかく注文するのなら『釜玉うどん1玉』に『かけうどん1玉』を注文してみてはどう?それだと同じ2玉でも2度おいしいと思うの」と。なるほど、そんなうどんの食べ方もあるのか!考えてみればやってそうなものをなぜ今までそんなことをしなかったのだろう?そう思って筆者は、「釜玉うどん1玉とかけうどん1玉&天ぷら」を注文。
店内は注文を聞く女性の店員がいて、さらにうどんをゆでてそれを水でしめる店員さんたちがいて。聞けば開店当初からお客さんみんなにつきたてゆでたてのうどんを提供しているだけあって、注文を受けてから出てくるうどんはつやつやのいかにもおいしそうなうどんができあがっていました。
席に座り、釜玉うどんとかけうどんを撮影。
そして実食。のどごしが良いつやのあるうどんがすすってかむごとに歯ごたえがあり、しかも提案により『釜玉うどん』と『かけうどん』を注文しましたから、交互にうどんを食べ比べし、まさに1度で2度おいしい!
大満足して帰る頃には、お客さんは100人を超えるほど並んでいて、「ああ、これは3時間くらい待ちだな…。」と思いましたが、それでも食べたい『山越えうどん』の釜玉うどん。人気である秘密がわかった気がします。山越えうどんに行かれる方は、開店時間が午前9時~午後1時までであること、また筆者が行ったのは土曜日ですが、日曜日はお休みなのでご注意を。