• ラ・レコルト高松瓦町内で利用者さんがチャレンジしていること!【読書感想文】

    2024年11月6日

    今日のお話は、ラ・レコルト高松瓦町で行われている作業などを一つご紹介いたします。

    その一つとしてご紹介するのは、「短編にまとめられた名作を読んで、それをいくつかの項目(あらすじ・主要人物・重要な点・自分が思ったところなど)についてまとめるという作業」です。この作業はただ単に文章を考えて言葉にするというだけではなく、テーマに沿って自分が思ったことや気づいたことなどを文章構成を考えながら文章にしていくということで、一見日本語を母国語にしている我々にとってもカンタンに思いますが、既存の文章をまとめるということは、考えれば考えるほど難しく、また言葉というものは様々な表現のしかたがありますから、一筋縄ではいかぬ…というものであったりします。

    この文章を書くというものは、他にも目的があって、例えば履歴書・職務経歴書の欄の自己PRや志望動機、はたまた面接のときの質問など、自分で考えて、それをまとめて言葉にして発していくという行為はとても難しく、日ごろからその訓練をしていくと、自分が何か発言(面接での質問など)を求められたときにとっさにでてくることができるということにあります。この作業は何も、面接だけに限らす、将来的な話として、仕事の際に会議などで発言したり、またはビジネス文書を作ったりする際などなど…いやあ、文章を作る場面って色々なところであって重要なものですね!

    そこで、とある利用者さんが行っているものが、「名作」でまとめられたものをよく読んで、それに伴って自分が思ったことや主要人物、このお話で自分が感じたことや重要点などを書くということを訓練としています。

    その利用者さんが読まれている本というものがこの「日本と世界の名作101」というものです。

    コチラです。

    色々なお話をカンタンにまとめられているからこそ、文章を書くのが少しニガテ!という人でも、簡潔なあらすじを読んで、それを自分の文章にまとめて文章を作っていくという作業。

    本の内容としましては、コチラです。

    これを続けることで、ニガテだった文章作成や自分が思ったことを言葉にして発することについての力を養い、「相手に伝わる言葉(文章)」がスラスラと言える(書ける)ようになれればと思いますね。