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8月のグルメツアー
2024年8月20日一言に…暑いです。8月もお盆が過ぎ、朝晩が涼しくなりまして。夜なって自宅のベランダを出てみると、かすかに鈴虫やコオロギが鳴いているのを聞き、「ああ、もう秋が迫っているんだんな…」と思うのですが、寝る際にはまだまだ冷房が必要です。また、朝も通勤時は秋風そよぐ快適な状態で駅へと向かうことができます。が、しかしであります。セミがなかなか鳴かないなあと思いますが、お昼間にはまだ暑い日差しが身体を刺すようで、ジリジリと照り付ける太陽のもと、われらがラ・レコルト高松瓦町の有志によるウォーキングの際にはみなみなが「暑い…暑い…」とこぼしながら、それでも元気よく歩いています。
さて、本日8月20日はグループワークの日です。毎月恒例となっており、利用者さんからの高い支持をいただいております「グルメツアー」の日が今月もやってまいりました。「グルメツアー」、読者の皆様なら言わずもがなではありますが、ここで「グルメツアー」の定義と趣旨を。毎月とり行われております「グルメツアー」ですが、これは就職を目指されている利用者さんが、めでたく就職されまして、その際に会社内で上司や同僚、あるいは取引先の方々などと食事会をする場合だって往々にしてあるでしょう。その時にせっかく就職をしたのに「実は、外食というものをしたことがありません」あるいは「実は、外食の仕方が分かりません」などということがないように、ラ・レコルト高松瓦町では、利用者さんがみんなで集まって外食をすることで、外食に対する緊張をしないようにするために企画されたグループワークなのであります。
このグルメツアーは過去にも毎月開催されておりまして、単純に外食をすることができるからと楽しみで参加されている方もいらっしゃって、グルメツアーの日になると、利用者さんがこぞって参加されて、みなさんでワイワイしながら楽しく食事をしております。
今月のグルメツアーもいつもと同じくして2店舗をご用意しておりました。
まず、1店舗目は南新町商店街から西へ少し入ったところにあります。肉そば専門店「僕が僕であるために」というお店。このお店、某シンガーソングライターが歌っていた題名にちなんだのかそうではないのかは確かではありませんが、なんともキャッチーなネーミングで惹かれてしまうお店。お店はというと「肉そば」一本で勝負しているとでも過言ではないというお店です。出てきました「肉そば」はこちらでございます。
麵はしっかりとして、ツルツルとのど越しが良い!そして上に乗っかっているこのお肉!やはり肉そば専門店とあって肉は食べ応え十分です!一味唐辛子を一振りして、ピリッと。暑い夏にはいいですね。
もう1店舗目は、ラ・レコルト高松瓦町ではみんながご存知。いつ行っても変わらぬおいしさのわれらの御用達のお店、その名も「たまも食堂」でございます。数名で入店しましたが、お昼前とあり席は空席が多かったですが、利用者のみなさんが注文して料理が待つ頃には、お客さんがドッと入ってきました。
利用者さんが注文したものは、「たまご丼」「豚の生姜焼き定食」「鶏のから揚げ定食」でした。
料理が出そろい、みんなでいただきます!といって食べ始める前に、とある若い利用者さんが注文した「たまご丼」を見るなり…(そのたまご丼は、その丼だけで味噌汁も何もなかったのです)「それだけでは少ないでしょう?」と別の利用者さんが心配そうにしておっしゃっていました。若い利用者さんは「そうだなあ、足らないかなあ…」と言うと、
「鶏のから揚げ定食」を注文した利用者さんは、鶏のから揚げ1個を。
「豚のしょうが焼き定食」を注文した利用者さんは、しょうが焼き1枚を。
「豚のしょうが焼き定食」を注文した別の利用者さんは、お味噌汁を。
「豚のしょうが焼き定食」を注文したさらに別の利用者さんは、マカロニサラダを。
…それぞれたまご丼を注文した若き利用者さんにトッピングしてくれたそう。
注文当初のたまご丼はこんな感じだったのに…
周りのみなさんが色々トッピングしてくれて、結果的にこうなりました。
どちらの店もただ単に黙々と食べるも良し、みんなでワイワイ食を楽しむも良し。グルメツアーを始めて久しいですが、利用者さんが積極的に周りの方とコミュニケーションを取って楽しく食事しておられます。