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7月の利用者さんのセミナー
2024年7月26日暑い暑い夏が始まりました。そういえば先週までは梅雨だったのですね。そうと気がつくのも考えるほどの晴れて暑い日が多かった香川県高松市ですが、7月でこのような暑さ(高松市の最高気温は37℃近くあった日もあります)ですから、8月・9月とどんなに暑いだろうかと、想像するだけでもゾッとするような気がします。
それはそうと、プチ情報ですが、25℃以上を「夏日」、30℃以上を「真夏日」といい、35℃以上を「猛暑日」といって、それ以上を「酷暑(こくしょ)日」というそうですよ。今年の夏・今年の高松市はまさに酷暑がつづきそうで憂慮しています。
そんな暑い暑い夏のさなか、7月も下旬に近づきグループワークも佳境になっていまして、本日のグループワークは「利用者さんのセミナー」ということで、その利用者さんは今年4月から通所を始められ、初めは緊張の面持ちでおられましたが、今ではもうすっかり周りの利用者さんや職員に打ち解けていて、5月には人の前に立ってクイズ大会の司会をしていたというほどの利用者さんであり、今月のセミナーは、その利用者さんの持ち込み企画で行われました。
そのセミナーとは「ポケモンについて」でありまして、構想は2か月くらい前から。今回プレゼンターを務める利用者さんは資料(PowerPoint)を作り上げるのを丁寧に丁寧に様々な人からアドバイスを受けながらも自分でその知識を吸収して、それを自分のものにしながらステップアップして自分の納得のいく作品を仕上げました。
セミナー一週間前あたりには少し緊張しながらも練習に練習を重ねて、ブツブツと唱えながら自分の作り上げた作品を読み込んで、内容を職員に聞いてもらったり、そこで受けたアドバイスをもとに手直したりして…。そうしてまた読み上げては手直しして、PowerPointのセミナー資料製作完成には、セミナー当日の午前中までかかったようです(そこまで一生懸命やっていたんですね!)。
そうして始まった7月25日の午後1時、プロジェクターと音声を駆使して、そのプレゼンターが大好きな「ポケモンについて」を語り始めました。そのプレゼンターが語る内容でよかったところは…
「聴き手にただ聴いてもらうだけでなく、内容を理解してもらってポケモンを知っている人は当然のこと、ポケモンが分からない人にも、よりポケモンに興味を抱いてもらうように分かりやすく解説した」
…ということでした。
初めてセミナーをプレゼンターとして語ったとはいえ、以前から数えて3回目(今まではクイズ大会の司会をしていました)でしたが、最初は緊張があったはずです。それでも話していくうちにだいぶと自分が出てきて、所々で笑いを誘ったり、所々でう~んと考えさせたりと…一生懸命に頑張って語った分の成果が現れたのではないでしょうか?
ラ・レコルト高松瓦町では、通所において、自分の興味のあることや自分が最近知りたかったことなどなど、様々な分野でセミナーを職員だけでなく利用者さんにおいても有志が立候補して開催しております。そうすることで、ひいては人前で話すことになれ、仕事などで活かされることになることを目的としています。