• 7月の外部講師セミナー

    2024年7月19日

    四国地方はまだまだ梅雨が明けておりませんが、朝からムシムシとしていて、お日様がカンカン照りとなっております。7月も中旬となりますが、この時期に朝でも25℃を超えていて、日中においては35℃を超えているというこの高松市内の夏空といっていいほどの陽気です。それもそのはず、午前11時を越えるとラ・レコルト高松瓦町では有志によって瓦町界隈をウォーキングするのですが、うだるような熱気とさんさんと照りつける太陽からの照り返しにより、事業所から外を出て数秒(言い過ぎかもしれませんが、そんな感じです…)で身体中から汗が噴き出てたまりません。この時期でこんな陽気ですから、夏本番になるとどんなに暑いことやらと憂慮している筆者であります。

    さて、本日7月18日木曜日はグループワークで、毎月恒例となっております、外部講師を招いてのセミナーを開催しました。内容はといいますと「アンガーマネジメント」を今月もお送りいたしました。ストレス社会といわれて久しいこの世の中ですが、物事がうまくいかなくてどうしてもイライラしたり、他人に八つ当たりして怒鳴ったり怒ったり、また逆に「ああ、あの時に注意して(怒って)おけばよかったな」と後悔したことはあるでしょう。

    そんな時に、役に立つのが「アンガーマネジメント」なのです。

    「アンガーマネジメント」の定義としては、「怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことは怒らないようにすること」とあり、決して「怒らないこと」ではないということなのです。人は誰だって怒ることはあります。そんな時に必要あらば「上手に怒る」ことが大事で、無用に怒ったりして公開をしないことを定義されています。

    「アンガーマネジメント」には3つのコントロールがあり1つ目は「衝動のコントロール(6秒)」、2つ目は「思考のコントロール(三重丸)」、3つ目は「行動のコントロール(分かれ道)」とあるのです。

    今回のアンガーマネジメントは「衝動のコントロール」についての紹介がありました。怒りが発生したときに心を落ち着かせるために「6秒」間をおいて理性を正すといいとされています。6秒というのは脳の働きと関係しているようです。そこで傾聴している利用者さんに「6秒間に何をするといいですか?」という質問を講師の方が投げかけて頂きました。答えは色々浮かんできて「カウントダウンする」とか「深呼吸する」とか「頭を真っ白にする」などいろんな意見が出てきました。

    後半は「イライラ・怒りの温度」を点数にしてはかるということをしました。利用者さんが思ったことなどで自分がどの程度の怒りの度合いだったかを10段階評価で書いてみました。やはり十人十色とはよくいったもので、様々な怒りのエピソードが書かれていました。

    最後にこれらの記述した怒りのエピソードは、初めはこれらに点数をつけるのは初めてだから少々高めに設定されがちだそうですが、この記録を書き続けていくうちに点数も低くなっていくそうです。今月も講師の方の分かりやすい解説をして頂きました。ありがとうございました。