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ファイナンシャル・プランナー(FP)2級合格体験記-③
2024年7月13日順調に問題を解けたと思えば実はそうではなかったそうです。
6科目のうち得手不得手が鮮明になり(その利用者さんは不動産がニガテだったようです)、その不動産のことを重点的に学習していると、今度は他の科目について間違いが増えるようになり(いわゆる「スランプ」に陥ったわけです)、それが5月の初旬(試験日は5月26日なのに!)だったわけですから、不安と緊張からくるプレッシャーで押しつぶされそうになったそうです。問題を解けば解くほど間違いが増え続け、最悪なときは5月の初旬で4割ほど(合格は6割)になったので、一度受験をあきらめようかと思い、しばらくは投げ出したそうです。
まあ、受験するだけ受験しようか、今の実力でどれだけ点を取れるかやってみて、不合格だったらあきらめよう…そうとも思ったそうです。FPの学習をしない時が5月の15日ごろまで続きました。
ところが、です。5月初旬から約2週間テキストや問題集に手をつけずにしていたのですが、試験の10日くらい前に「う~む、最後のあがきでもやってみようか。」と思い立ち、テキストや問題集などを初めからやってつぶれるのもいけないと思ったので、TAC出版の「あてるFP2級予想問題集」を購入していたので、それをひたすら問題を解いてみようという気になったようです。この「あてる」の予想問題は本当に似たような問題が結構出るということなので、この予想問題を解いて追い込みをしようと思ったそうです。
だんだんと予想問題を解いていくうちに学習していたところを思い出してきて、サクサクと問題を解いて正解が増えてきました。
その時にその利用者さんが思ったのは、学習は筋力トレーニングと同じで、やりまくるとかえって逆効果になるのだなと。スコアがなかなか上がらない時は無理をせずリフレッシュして頭をすっきりさせてから再度学習するといいのではと考えたのです。
試験当日までに予想問題のスコアも上々で、「これでは自信持って受験できるな!」と思えるまでひたすら問題を解いて当日に臨みました。