-
ラレコルト高松瓦町での職場実習
2023年7月4日今日は、就労に向け職場実習を行っている利用者さんの内容を書きますね。ラレコルト高松瓦町では、利用者さんたちが自身に合った働き方を見つけられるよう、可能な限り職場体験を取り入れています。利用者さんの1名が、その一環として約2ヶ月間の職場実習を行っております。
この実習は、1日4時間から始め、徐々に時間を延ばしていく計画でした。そして今週からは、1日6時間の実習を開始する予定でした。しかし、実習を進める中で、利用者の方が1日6時間の労働が難しいと感じ、計画を見直すことになりました。急遽、残りの2週間は1日4時間の実習に戻す決断をしました。
予定していた実習時間が短くなることは、一見残念に思えるかもしれません。しかし、これは利用者の方自身が自己の体力と集中力を客観的に理解し、1日4時間が適切な労働時間であると自覚した結果です。1日5時間、あるいは6時間勤務を強行していたら、ストレスにより仕事が続けられず、早期に退職する可能性もあります。
ラレコルト高松瓦町では、就労前に職場実習を取り入れることで、利用者さんたちが自身にマッチした仕事か、または環境や周囲との関係性を考慮した働き方を見つけられるよう助けています。今回の経験は、その一例と言えるでしょう。
結論として、自己の限界と向き合い、それを認識し受け入れることは、ストレスフリーな働き方を築く上で非常に重要です。残り2週間、彼の職場実習をしっかりと支援していきたいと思います。