• 職員の悩み(僕だけかもしれませんが・・・) – 障がい特性に合った職種か、本人の希望する職種か

    2023年4月22日

    今日のブログは、私たち就労移行支援事業所の職員にとって、日々の業務において最も難しい問題のひとつが、利用者さんが就労する際の職種選びについて書いてみます。障がい特性に合った職種に就職させるべきか、それとも本人が希望する職種に就職させるべきか・・・私たち職員にとって悩ましい問題です。。。もしかしたら僕だけが悩んでいるのかもしれませんが😅

    障がい特性に合った職種を選ぶことのメリットは、長期的な就労の安定性だと思います。資格もお持ちの支援員さんたちが言うように、障がい特性に合わせて仕事を選ぶことで、利用者さんはストレスを感じずに働くことができる場合が多くあります。しかし、一方で本人の希望や夢を無視してしまうと、自己肯定感や生きがいを見失ってしまう恐れがありますよね。 そんな中で、私たち職員はどうすればいいのでしょうか。まずは、利用者さんの希望や夢を大切にし、それを尊重することが重要だと考えています。しかし、現実的には障がい特性と希望職種が一致しないこともあります。そんな場合には、利用者の方に適切なアドバイスやサポートを提供し、できるだけ希望に近い職種を見つけられるよう努力しています。 私たち職員にとって、障がい特性に配慮しつつ、利用者さんの希望や適性を考慮した職種選びが、長期的な就労安定につながると考えています。そのためには、利用者さんとのコミュニケーションが大切です。利用者さんの意見を尊重し、障がい特性を理解した上で、適切なサポートができる環境を整えることが求められます。 結局、どちらの選択が正しいかは今の僕には一概には言えません。しかし、私たち職員は、利用者さんが安定して働けるだけでなく、自己実現や生きがいを感じられる職場環境を整えることが最善の策だと信じています。そのためには、利用者さん一人ひとりの状況や希望に柔軟に対応し、適切な支援を行うことが重要です。 例えば、利用者さんの希望職種が現実的でない場合でも、その夢や目標に近い形で働ける職種や環境を一緒に模索することが大切です。趣味や特技を活かしたパートタイムの仕事やボランティア活動なども視野に入れ、可能性を広げていくことが求められます。 さらに、私たち職員は企業や職場とも密にコミュニケーションを取り、障がい特性に合った職種と利用者さんの希望に応じた柔軟な働き方を提案する役割も担っています。こうした取り組みを通じて、利用者さんが障がいを乗り越えて働ける環境を実現し、より充実した就労生活を送れるようサポートしていくことが大切です。 私たち就労移行支援事業所の職員として、利用者さんの障がい特性と希望をバランス良く考慮し、最適な職種選びをサポートすることが求められます。この悩みは簡単に解決できるものではありませんが、利用者さんが充実した就労生活を送るために、職員(特に僕かも・・・)日々努力し続けることが大切です。